昨日、記者会見があったわけですが、その時間を九星に変換し、見てみました。
グループの今後の活動について、重要な時ですから、記者会見に選んだ時間にどのような意味があるのかは、大いに意味があると考えます。
さて、まずはこのグループがどの九星に当てはまるかを考えねばなりません。
このグループの結成が1990年4月であり、件の人物もその年にグループに入っていたとwikipediaに書いてあります。
組織や団体というものも、その結成時に誕生したと考えて差し支えないので、結成から20年以上経っていますから、その時の年の九星である一白水星で取るわけです。
では、記者会見の時の年月日時の九星盤を見てみましょう。
七赤の日ですから、そもそも色情問題(七赤の象意)やお酒(七赤、九紫暗剣殺の象意)が原因で、他のメンバーがこの日に何かのアクションをしなければいけなかったというのが分かります。
同会を見てみると、一白は艮宮の二黒に掛かっています。
時破と暗剣殺がついていますから、これは非常に悪いことが分かります。
そもそも、二黒には家庭とか団体という意味がありますから、実際に解散も考えているということが分かります。
被同会は、兌宮の九紫(暗剣殺付き)に掛かっています。
兌には色情の意味もありますし、また九紫暗剣殺にも離別・解散の意味がありますから、現状は非常に難しい状況に陥っているということが見て取れます。
年盤と月盤の艮宮(日盤一白の位置)を見ると、個々の独立や新機軸を考えていると出ていますから、今までのグループのかたちを継続させようという保守的な、ある意味自己保身的なところは見えません。
ただ、グループを見たにも関わらず、ここまで責任感を持っていると九星盤に出ているところに、グループ自体の結束力を垣間見ることが出来るでしょう。
九星盤からも、他のメンバーは誠実に向き合おうとしているように見えます。
火地晋の六三ですから、4人の誠実さはファンだけでなく多くの人に届いたことでしょう。
以上のように、日盤と時盤から十分に現状を把握することが出来ますから、この九星盤は機能していると考えられます。
ですから、ここから今後どうなっていくのかを、年月日時の四盤掛け(同会判断)によって見ていきたいと思います。
一掛け(時盤から月盤)
現在、または現在より少し前の現状に至る原因を読むことが出来ます。
兌宮で五黄に掛かっています。
兌=少女、五黄=腐敗 ですから、今更語る必要もありません。
そもそも、今月(2018/4/5~5/4)までの一白は、やる気を削がれやすいのです。
→ ブログ記事「九星ごとの運勢(2018年4月5日~5月4日)」参照のこと
助けになるのは三碧と六白だけですが、三碧も中宮ですからね……。
二掛け(日盤から年盤)
現在、または現在より少し先の未来(近未来)を読むことが出来ます。
艮宮で三碧に掛かっています。
艮宮は旧の終わりと、新規の始めを意味しますから、残りのメンバーでの再出発が暗に示されています。
しかし、やはり三碧が「声あって形なし」ですから、活動自体の縮小というものは免れないかなという印象を受けます。
また、日時盤より、メンバーが誠実に責任感を持って行動しようとしているところがありますから、自粛を考えていくという意味で捉えることが出来るでしょう。
三掛け(年盤から日盤)
近未来より先の、今後の状況を読むことが出来ます。
乾宮で八白に掛かっています。
乾宮には、まだ進む気持ちは見えるのですが、状況としては停滞しやすいというものがあります。
また、八白にはそのまま停滞の意味がありますから、グループ自体の活発さというか、そういうものが徐々に損なわれてしまうことを示唆しているように思います。
やはり、二十年以上の、人によっては三十年以上の付き合いがあると言っていましたから、それが欠けるというのは我々外側の人間からは想像出来ない虚無感というものを抱かせるのかもしれません。
四掛け(月盤から時盤)
最終的なところを見ることが出来ます。
暗剣殺を持って、震宮で六白に掛かっています。
そもそも暗剣殺が付くということが非常に問題があるのです。
震は三碧と同じ意味で、「声あって形なし」ですから、活動の中の虚無感というのがやはりなくならないということが考えられます。
また、六白には充実の意味がありますが、暗剣殺をともなっていますから、そうせざるを得ない状況に追い込まれるという意味が見えてきます。
虚無感に目をつむるために、ひたすらガムシャラにやる……これでは心は休まりません。
以上から、かなり難しいものが九星盤からは読み取れます。
ただ、幸いなことに、助けとなる六白の運勢は悪くない、むしろ良いのです。
会見も、六白らしいものでしたから。
十分に責任を持てる運勢を持っていますから、彼がまた水面下で良い方向へ引っ張っていく可能性はあるように思います。