今年(平成29年;2017年)の冬至は、今日12月22日です。
冬至というのは、陰気が窮まる(一番大きくなる)ときであり、これから陽気が徐々に大きくなっていくときであると考えられています。
昔から、この日に翌年のことを占う習慣があったそうです。
さて、ということで、来年の運勢を九星ごとに見ていくことにしましょう。
まずは、下の表から、ご自身の九星を調べておいてください。
ここで、一つだけ注意があります。
生まれ年とは書いていますが、九星気学という占いの約束事で、春分の日から翌年の節分日までを一年とします。
つまり、翌年の2月3日までに生まれた人は、前年生まれと考えるのです。
例として、1995年1月17日生まれの人は、五黄土星ではなく、前年の六白金星の人であると考えてください。
次に、来年の年盤を示してみます。
四緑木星と八白土星に、それぞれ暗剣煞(暗剣殺)と歳破がついていますので、良くありません。
また、三碧木星は変化の年回りとなっていますので、注意が必要です。
特に男性は、鬼門運に入っています。
この位置に入るのは、男性の方が注意が必要だと言われています。
女性は反対の裏鬼門に入ったときに注意すべしと言われています。
2018年であれば、六白金星の女性も運勢の変化に注意してください。
(こちらは、男性にはあまり影響がありません)
それでは、九星ごとの2018年の運勢を紹介していきましょう。
一白水星の人
2018年は、一白水星は乾宮(五行は金)に入ります。
金生水で、運勢は悪くありません。
目上の人から引き立ててもらったりして、非常に忙しくなるという兆しがあります。
堅実に伸び得る運勢ですから、ゆっくり構えることが大切です。
男性は、発展や利益を見込めるために、気持ちばかりが焦ってしまいやすいようです。
足元を掬われないように、落ち着いて進むことが大切です。
スピードが必要なことに関しては、自分の器と見比べて判断していくと良いでしょう。
女性は、人に任せられることは任せようという気持ちが大切です。
そして、「こうして欲しかったのに!」と、自分の望みと異なる部分ばかりに目を遣るのではなく、「こんな風にしてくれたんだ」と、余裕を持って受け入れることが大切です。
完璧主義に陥らないように注意しましょう。
二黒土星の人
2018年は、、二黒土星は兌宮(五行は金)に入ります。
土生金で、運勢は悪くありませんが、無理をしてしまったり、押したり引いたりということで失敗をしやすいので注意は必要です。
コツコツと努力をしていけば、プライベートの面で喜びに繋がりやすい運勢です。
恋愛や結婚、またその他色々な家の中で良いことが起こりやすいでしょう。
仕事などでは、いい加減にならないように注意してください。
男性は、何事も羽目を外しやすい傾向があります。
女性関係だけでなく、金銭面や仕事面でも、調子に乗らないように自戒していけば、楽しい一年を過ごせるでしょう。
女性は、素直な気持ちを大切にせねばなりません。
誘惑は多いでしょうが、望んでもいないことにまで乗ってしまっては、先は後悔しかありません。
特に異性運の強い年ですから、その面で失敗しないように、軽率にならないようにせねばなりません。
男女とも、駆け引きは失敗しやすい運勢であるというのは頭に入れておいて、何事もゲーム感覚になってしまわないようにしましょう。
三碧木星の人
2018年は、三碧木星は艮宮(五行は土)に入ります。
木剋土で、運勢はあまり良くありません。
物事が何かしらの邪魔があって、すんなりとは通りにくいということが起きやすいでしょう。
相続の問題等、家庭内での問題も起こりやすいでしょうし、自己の進退を決しかねたり、方針に迷いが出たりということが出てくるかもしれません。
変化が激しいとも言えます。
特に男性は、心が定まらず、迷いに迷ってしまう年です。
細かいことに一々動揺してしまうのでは、自分の良いところを発揮できなくなるものですから、大局を見定めていく気持ちで、ゆとりを持たねばなりません。
女性は反対に、小さな自分の心の動きに敏感にならねばなりません。
どうしてそんな些細なことが気になるのか、そこに気づきを得ていくことで、自己の本当の望みを見出だしていけるでしょう。
変化の年ですが、乗り越え方には男女によって違いがあります。
四緑木星の人
2018年は、四緑木星は離宮(五行は火)に入ります。
木生火は悪くないのですが、暗剣殺が付いているので、運勢は良くありません。
何事も、非常に注意が必要な年です。
特に、秘密にしていたことがバレて大事になったり、仕事での失敗によって左遷されたりということが起きやすいときです。
男性は、本物が求められているときです。
中身のない、小手先だけのことでは物事の収まりは付かないでしょう。
まずは問題の本質を捉えることに取り組み、誤魔化さずに向き合っていけば、大難は逃れられるでしょう。
女性は、分別をわきまえることが大切です。
自分に出来ることをまずはこなし、余計なことに巻き込まれたり、抱え込んだりしないよう気を付けなければいけません。
巻き込まれたとしても、過剰に自分の権利を主張したり、相手をやり込めようとするのではなく、まもりに徹する方が良いと思って進めていくべきときです。
五黄土星の人
2018年は、五黄土星は坎宮(五行は水)に入ります。
土剋水で坎宮ですから、運勢は良くありません。
悩みの多い時期であり、物質的にも精神的にも疲弊しやすい年です。
そういう運勢ですから、男性は現実逃避をしないように気を付けなければいけません。
酒、女、ギャンブル……他にも、本来どうでも良いと思っているものに逃げてしまいかねません。
人生には浮き沈みがあるということを自分に言い聞かせて、ゆったりとした心を持つようにしていきましょう。
女性は、不安が災いを呼び寄せることに気づかねばなりません。
自分から災いの方へ飛び込んでいかないように、心にゆとりを持たねばなりません。
焦りというものは何も生まないし、感じている不安はほとんど非合理的なものだと、自分自身に言い聞かせましょう。
心の余裕こそが、開運の鍵です。
六白金星の人
2018年は、六白金星は坤宮(五行は土)に入ります。
土生金で、運勢は悪くありません。
真面目にコツコツとやれば、将来の土台を築くような年回りになるでしょう。
また、コツコツとやるということですから、続けることに意味があると考え、無理はしないようにしましょう。
男性は、真心を込めて、しっかりと土台を築いて下さい。
余裕があるなら、人を助ける役目に回って下さい。
情けは人のためならず、です。
女性は、これから自分の味方になってくれる人たちに出会える時期でもあります。
人との出会いを大切にして、飾らない自分で誠実に付き合うと良いでしょう。
裏鬼門(女鬼門)の運勢ですから、虚飾は厳禁です。
七赤金星の人
2018年は、七赤金星は震宮(五行は木)に入ります。
金剋木なので、注意が必要な年です。
新しいことに手を出してみたくなり、積極的に動いてみたくなるために、勢いだけで進まないように注意しておかねばなりません。
男性は、勢いがついてきたと思っても、すぐにそれを行動に移すのではなく、機が熟すまで温めると良いでしょう。
考えが、何にもなしのからっぽな思いつきなのか、時流を察した上で現れたものなのかを見極めることは、大いに役に立つでしょう。
女性は、自分の今までの中に大きな開運の鍵があります。
自分自身が続けてきたことを踏襲した上で、新しいことをするというのは良いでしょう。
思いつきは大体良くありません。
八白土星の人
2018年は、八白土星は巽宮(五行は木)に入ります。
木剋土で歳破の位置に回りますから、運勢に穴を空けないように注意せねばなりません。
順調にいってたことに他所から邪魔が入ったり、喧嘩を売られたりということが起きかねません。
そんなことで暗い運にしないように、準備をしておく必要があるでしょう。
男性は、自分の態度や立場、考え方を曲げないで、一本芯を通すことが必要になるかもしれません。
たとえ喧嘩で負けたとしても、勝負では勝つという覚悟が大切です。
それが後々の信頼に繋がっていきます。
女性も同様に、態度を一定にする必要があるかもしれません。
もし、違うところにいってしまったと違和感を感じたなら、自分の初心に帰ることが大切です。
男女ともに、柔軟性があるということと、芯を通すということが、実は両立出来ることだということを理解することが大切になるでしょう。
九紫火星の人
2018年は、九紫火星は中宮(五行は土)に入ります。
火生土でやり過ぎになる嫌いはありますが、中宮ですから今年を代表する星として活躍することも可能です。
ただし、勢いが強い分、隠し事が暴露されたりということが起きやすいので、注意せねばなりません。
男性は、悪いことが起きたときには、まず最初の対応でその後の事態が決まると考えておいて下さい。
いい加減なことをしていたのでは、事態は悪化の一途をたどります。
代表として、恥じぬ態度を心がけて、事を小さな状態でおさめていくことが出来るでしょう。
女性は、味方するものがないようなことが表出する可能性があります。
自分を律して隙がないようにし、やり過ぎないように心がけて、敵を作らないことが大切です。
嬉しいことが書いてあった方、嬉しくないことが書いてあった方、それぞれいらしゃると思います。
ですが、良い運勢であれ悪い運勢であれ、それはそれぞれの人が取り組まなければならない課題が必ずあります。
まずは2018年のご自身の立ち位置(運勢)を知って、そこからどういう行動をすべきなのか考えてみてください。
あくまでも簡単にまとめたものではありますが、上手く活用していただけたなら、公開した者として、それ以上に嬉しいことはありません。